レクス:

取引所で取引された価格の市場価格と、ETFが保有している資産を時価評価して算出する基準価額があります。
証券会社のホームページや情報サイトなどで見る価格はほとんどが市場価格です。

ETFには2つの価格がある

ETFに関する価格は2つあります。市場価格と基準価額です。
価格の決まり方がそれぞれ異なります。
2つ価格があるのは不思議に思えますが、この内容を理解するとETFの投資に役立ちます。

市場価格

市場価格は市場の売買により決まる価格です。
ETFは証券取引所で株と同じように売買できます。
証券取引所で売買されるごとにリアルタイムで変動する価格を市場価格といいます。
証券会社やYahooファイナンスなどでETFの価格を確認すると、市場価格が表示されています。
市場価格を見ることで、今いくらで売れそうか、買えそうかということを把握します。

シンプク:

ETFの市場価格はリアルタイムで変動します。
証券取引所で取引された価格が市場価格。

基準価額(きじゅんかがく)

企業が決算をして決算日にどれだけ資産・負債を保有して、純資産の金額がいくらになるのかを調べるように、投資信託もどれだけ純資産を保有しているかを計算します。
こうして計算された価格を基準価額といいます。
ETFは上場投資信託ともいい、投資信託の一種であるため、基準価額も計算されます。

基準価額は投資信託が組み入れている資産を時価評価し、配当金や利子を加え、信託報酬など経費を差し引いた純資産総額を、その日の口数で割った値段のことです。
運用会社は基準価額を1日に1回、公表する仕組みとなっています。

なお、新聞ではよく「基準価格」と書いてありますが、正式には基準価額(きじゅんかがく)です。

基準価額はどこで見るの?

当社のETFの基準価額はこちらで確認できます。
また東証が運営する適時開示情報閲覧サービスでも朝9時から11時ごろに各社が開示をしています。

基準価額の活用方法

基準価額は前日に計算した価格なので、今取引されている価格に直結するものではありません。
前日からETFが保有する資産の価格も変動しているためです。

しかし、ETFの市場価格と基準価額が乖離していることもあります。
基準価額より市場価格が大幅に高かったり、安かったりすることもまれにありますので、基準価額を参考に取引することをお勧めします。

五月丸:

ETFが保有している資産を時価評価して算出する価格は基準価額。
基準価額は1日1回しか出ませんが、市場価格の検証に使えます。


次に、ETFはどうして取引所で売買できるのかについて見てみましょう。